こたつでみかん子育て日記

東京多摩地区で11歳、9歳、7歳の子育て中。心は道産子。子育てのこと、お出かけのこと、混合育児のことなど更新中

子どもの名づけで対立!最終的に、大国魂神社で命名してもらうことに。

【スポンサーリンク】

今回は、長男の名づけで対立し、神社に名づけを依頼したときの体験談です。

f:id:kotatsumama:20181005111323j:plain

わが家には3人の子どもがいます。10歳長女、8歳長男、5歳次男。全員、名前の候補はわたしたち夫婦で考えました。

10歳長女は、夫が昔から「女の子が産まれたらこんな名前にしたいなぁ」と考えていた名前をそのまま。

8歳長男は、「こんな子に育ってほしい」という像から入り、漢字を当てていく形で。

5歳次男は、アニメに出ていた子の名前の響きが好きで。お姉ちゃんもそのキャラクターが好きだったこともあり。響き⇒漢字当てる⇒意味を後付けしました。

皆、一応字画も調べました。その後、名前候補を夫の両親に報告。その結果、長女、次男のときには反対されませんでしたが、長男の時だけ猛反対されてしまったのです。長男だけ…日本古来の伝統を重んじる家なので、やはり長男ということで思い入れが強かったのでしょうか…。

 

義父と夫で意見が対立

反対していたのは、義父です。第一声は「なんだ、その変わった名前は!」

義父が言うには、「日本男児の名前として聞かない」「女子の名前みたいだ」「もっと古風な名前にしなさい」とのこと。

私たちが候補として伝えた長男の名前。それは、いわゆる「キラキラネーム」ではないし、毎年の名前ランキングで10位以内に入るような洒落た名前でもありません。かと言って、聞き覚えの無い名前ではなく、名前ランキングで50位あたりをウロウロするような、私たちの年代からずーっと学年に一人はいそうな名前。

日本男児の名前として聞かなくは無いし、女性でその名前の人はいるけれども、圧倒的に男性が多いのです。

義父、要は「古風な名前」が良かったんでしょうね。その当時「古風な名前」と言われて、「じゃあ、権左衛門とか幸之助とか…そういう名前にしろってこと?!」と、私も若干プリプリしていました。でも、今考えると長男である夫には「太」が付いており、お姉さんには「子」が付いている。きっと弟が生まれていたら「二」とか「次」とか付いていたのでしょう。そういうことだったのだと思います。当時は夫婦で、その真意を読み取れず聞こうともせずに悶々としてしまっていました。

 

産まれたのに、まだ対立したまま?!

さて、そうこうしている間に私のお腹も大きくなり臨月となりました。私は、だんだんこだわりも無くなり、「真剣に考えていただける名前なら何でもいいです」という気持ちに。「テストのとき大変だから、難しすぎる漢字はやめてください」とだけ言っておいたのですが(笑)

 

しかし、夫はいつまでも譲らない。結局、名前が決まらないまま赤ちゃんが産まれてしまいました。

 

男女どちらが生まれるかあらかじめ聞かない主義の方もいるし、赤ちゃんが産まれるときに名前が決まっていないという方はたくさんいらっしゃると思うのですが、なにせ対立してしまっているもので…どうしたらいいんでしょう…

途方に暮れていたとき、とてもすばらしい仲裁人(?!)が現れたのです!!

 

大國魂神社に依頼

そんな名づけ方法があったのか!本当にビックリしました。

それは、『神社に名づけをお願いする』という方法。わが家の氏神様である『大國魂神社』では、赤ちゃんの名づけをやっているというのです。

義父も「神社が付けた名前ならいいだろう」とのこと。さっそく依頼することにしました。

 

まずは、大國魂神社にある社務所(お賽銭箱のある拝殿の左側)へ。受付で初穂料をお支払いします。

その後、受付用紙に必要事項を記入。

依頼方法はさまざまなようで、「まっさらな状態」から名づけをしてもらうこともできれば、ある程度思いを伝え、汲んでもらうこともできるそう。

私たちは名前に込めたい思いを伝え、候補を出してもらうことにしました。最初に候補として挙げていた名前と「古風な名前の候補も入れてください」という一言を添えて…。

 

自分も行ったかのように書いてしまいましたが、私は里帰り出産をしていたのでこれらの対応はすべて夫と義両親が行なってくれました。感謝です!

 

候補のなかから決定!

翌日、候補を取りにまた大國魂神社へ。巻物のような長い紙が渡されます。文は縦書きで書かれていて、筆で掛かれた候補の名前が4つ、並んでいました。 

 

驚いたのは、夫婦の思いをがっつり汲み取って、候補と同じ読み方の名前を3つ入れてくれていたこと。あとの一つが古風な名前でした。

その古風な名前、一発では読めない古風な漢字を使っており、「一発で読める分かりやすい名前にしろ」と言っていた義父が自ら却下。

残るは、われわれ夫婦が候補に挙げていた名前の漢字違い。

 

…3つの名前を見比べる。

…赤ちゃんの顔を見る。

…もう一度、3つの名前を眺める。

「決定!これだ」

夫婦そろって、同じものを指さしました。

それは、少し強そうで男らしい印象を与える漢字を使った名前でした。

というのも、産まれた赤ちゃん、浅黒くて毛深くて小さいくせに泣き声は周りの赤ちゃんより大きくて…すっごい男らしく感じたんです。

 

だから、かわいらしさ、柔らかさを感じる漢字ではなく、男らしく見える漢字を使った名前が赤ちゃんにピッタリだと思えたのです。

義父も、「神社が出してくれた名前だし、この名前なら違和感なし」と納得してくれました。

こうして、候補が出てからはすぐに決まりました。

ふぅ、めでたしめでたし。

 

まとめ

今日は、長男の名づけで義父と夫が対立してしまった話でした。産まれてもなお対立した状態でなかなか決まりませんでしたが、神社に依頼をして一件落着しました。

このように対立していなくても頼めますし、名づけをどうしたらよいかわからないときなどは、お願いしてみても良いのではないでしょうか。