こたつでみかん子育て日記

東京多摩地区で11歳、9歳、7歳の子育て中。心は道産子。子育てのこと、お出かけのこと、混合育児のことなど更新中

とっても気になっていた『諏訪クワガタ昆虫館』に行ってきました!

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今日は、次男と一緒に三鷹市にある『諏訪クワガタ昆虫館』へ行った話です。

 

ここは個人のお家?!

吉祥寺通りをバスや車で通ったときに、「ここはなんだろう?!」といつもいつもすごく気になっていた『諏訪クワガタ昆虫館』。

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この辺は割といつも混雑していて、バスも車もノロノロ進みます。それで、「どんなお店があるのかなぁ~?」なんて道沿いに並ぶお店を眺めているのですが、どう見たって個人のお宅っぽいところに『諏訪クワガタ昆虫館』という看板が出ているのです。

ちょうど吉祥寺通りを挟んだ向かい側に、かの有名な『ジブリの森美術館』があるのですが、その看板を見つけてからは昆虫館が気になって気になって…。車のナビにも、きちんと美術館マークが出てくるんですよ。

 

気になってはいたのですが、恐らく、こんな限定的な昆虫館に喰いついてくれるのは最近5歳になった次男だけなので、幼稚園児だけお休みの日で、かつ昆虫館が開館している日(月・木は定休日)をずっと待ち続け…

 

6月末の平日、とうとう行くことができました!

 

わが家からはバスでも行けますが、平日なので近隣駐車場も空いているだろうし、滞在時間もきっと短いから駐車料金も安くすむだろうと思い、車で行ってきました。

利用したのは井の頭恩賜公園第2駐車場。ジブリの森美術館のすぐ南側に位置する、普通車の利用台数100台の広い駐車場です。

 

その駐車場から歩いてほんの数分で『諏訪クワガタ昆虫館』に到着。

吉祥寺通りに面するドアから入ろうとすると、何やら張り紙が。

「入館されるお客様は奥にある玄関のインターホンを押してください」

ちょっとドキドキしながら次男と一緒に裏側に回ります。そして、個人宅?と思われるインターホンを押して「見学にきました」と伝え、もう一度、表玄関へ。

すると、優しそうな館長さんがドアを開けてくれました。

 

中にはクワガタとカブトムシの標本がたくさん!

昆虫館にはたくさんのクワガタ・カブトムシの標本が展示されています。その数、国内外の約200種、500匹だそう。

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一つひとつ丁寧に見ていくと、色や角(クワガタの場合、あのハサミみたいなものは発達したアゴなのですね!)が全然違いますね。バイオリンみたいな茶色の種類もあれば、青?緑?に光っている種類まで。

 

意外と小さな標本もあるのですが、虫メガネとペンライトが用意されているので、それらを使ってしっかり観察することもできます。

 

そうは言っても、幼稚園児の戻る場所はやはりこちら。

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生きているクワガタです(^^)オオクワガタとコクワガタが一匹ずつ観察できました。

「さわってもいいよ」と言っていただき、背中の部分をなでさせてもらいました。

種類によって異なるそうですが、ここで観察したオオクワガタとコクワガタは夜行性のようです。目を離していると、すぐに木の下や隙間に潜ってしまいました。

 

ここで観察できるクワガタは、近隣の雑木林などで捕まえたものを交配させているそうです。同じ地域で捕まえたものを交配させると、血が濃くなってしまう可能性があるとのこと。そうすると3代目くらいで変な状態のものが産まれてしまう可能性があるので、地域が違う2匹を交配させるそうです。

この昆虫館の周辺だと、ジブリの森美術館のすぐ隣でも捕れるそう(ただ今年はスズメバチが大量にいるのでおススメしないと言っていました)。また、深大寺植物公園の辺り、三鷹天文台の辺りにもいるらしいです。

 

今年は梅雨明けが早かったので、クワガタが成虫になって出てくるのも早そうだと言っていました。

ちなみに、私たちがこちらに訪れたのは6月下旬。ちょうど『さなぎ』の状態じゃないかと。「土でポケットを作り、入れてあげるといい」など色々コツを教えてもらいましたが、さなぎは繊細なので、さなぎの状態で捕って成虫に育てるのは結構難しいことが分かりました。

 

この昆虫館は、小さいからこそ館長さんとの距離が近く、本当に色々なことを質問させてもらいました。

 

さて、ここまで聞いたら幼稚園児が黙っていない。

「クワガタ捕りに行こう!!」

見せてもらっていたクワガタのDVDが途中だというのに、捕りたくて仕方がない様子。

 

昼間でも捕れますか?と聞くと、「樹液が垂れているような『コナラ』『クヌギ』の木の根元を掘ってみるといるかもしれない」「成虫は下にシートをひいて木を木づちなどで叩くと落ちてくることがある」ということを教えてもらいました。

息子は捕まえる気マンマンに。そんなに簡単じゃないと思いながらも、とりあえず付き合うことにしました。

 

滞在時間約50分。私は、館長さんにクワガタの知識を教えてもらい、幼稚園児は、ほぼ生きているクワガタ観察で終わりました!

 

入館料・営業時間・アクセス

<入館料>

大人(中学生以上)300円

小人(入園児以上)200円

<営業時間>

9:30~13:00、14:00~17:30

<休館日>

月曜・木曜(夏休み中は木曜のみ)

<アクセス>

吉祥寺駅、井の頭公園駅から徒歩約15分。吉祥寺駅南口からのコミュニティバス、または調布方面行の路線バスに乗り「万助橋」で降りて徒歩数分です。

※今回は平日だったため、近隣駐車場を利用しました。利用したのは、井の頭恩賜公園第2駐車場。ジブリの森美術館のすぐ南側に位置する、普通車の利用台数100台の広い駐車場です。ほとんど駐車している車は無し、空いていました♪

滞在時間約50分。1時間で駐車場を出られたので、駐車料金は400円でした。

おまけ

その後、家の近所で「カブトムシが捕れる」と評判の公園へ。「最高気温33℃の日に公園に行くか~?!(しかも虫がたくさんいるところなので長ズボンを履いて)」と思いましたが、いざ行ってみると、風が強い日だったからか、木陰は意外と涼しくて気持ちがいい(^^)

兄・姉が小学校から帰ってくる直前まで公園にいました。

 

でも、案の上捕まえられず(^-^;

しかも、『コナラ』『クヌギ』の根本は元々えぐれていたので、きっと先に幼虫探しに来た子が捕って行ったんじゃないかな~。むしろ穴埋めを楽しんで帰ってきました。

 

収穫は…。

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…。「ミミズでもいいから飼いたい」という息子に「クワガタを見つけたらすぐに入れてあげられるように、虫かごは空けておこうよ」と強引に説得して何とか逃れました(^-^;